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許してはいけない
母子殺害で差し戻し控訴審 「酌量すべき事情」が争点

情状酌量というのは何のためにある制度なのか。
それは、人間にはのっぴきならない状況というのが確かに存在し、
皆それを知っているからである。
食うに困り、仕方なく盗んだ。
家族をたてに取られ、仕方なく殺した。
雨で視界が遮られ、ブレーキが間に合わなかった。
むろん「許される」わけなどない。
しかし、のっぴきならない状態で犯した犯罪は、確かに情状酌量する余地はある。
だがしかし。

自分の欲望のはけ口がないので“仕方なく”見知らぬ女性を犯し、
抵抗されたので“仕方なく”殺した。
赤ん坊にも暴れられたので“仕方なく”殺した。

同系列に数えていい事柄だろうか?
鬼畜じみた動機を、短絡的な思考を、果たして情状酌量という言葉で肯定して良いものだろうか?
そしてそれは、理性のある判断からして妥当と言えるだけの理由であろうか?

私にはこの犯人を養護する人の気持ちがわからない。
もしも自分の肉親が、知り合いが、同じような目に合ったとしたら。
私だったら絶対に許せない。
例えば隣で働くこの女性に同じような事が起きたとしたら。
そう考えるだけの想像力がないのであろうか。

ああ、そうか。
納得できる理由がひとつある。
きっとこの犯人を養護する人達は、
自分もかつて同じような事件を犯したのだろう。
by choyushi | 2007-05-24 18:05 | ニュースに発言


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