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ボードゲーム体験記その2
ボードゲームBAR ダイスさんでのゲーム体験の続きです。
カタンが終わった辺りで、新たにお客さんが来ました。この方もご新規さんで、私と同じくゲームマーケットのチラシを見て来たのだとか。

次にやったのは『髑髏と薔薇』というゲーム。なんですが…私、このルールをいまいち理解出来ませんでした。ちゃんと説明聞いてなかったからなー。

ルールは以下の通り。
「各プレイヤーは、自分の手番に自分の手札から「ドクロ」または「バラ」のカード1枚を裏向きに出し、全体で「バラ」の花の数がいくつあるかを予想する。予想は競り上げ式で、順番の追加1枚を裏向きに出して数を宣言するか、パスをしていく。最も多い予想をしたプレイヤーから順にカードをめくっていき、「ドクロ」のカードをめくらずに予想した数のバラをめくることができれば成功。ゲーム中2回成功すれば勝利だが、「ドクロ」をめくった場合は手札を1枚失う。このゲームでは手札から意図的にカードを選ぶため、他のブラフゲームよりも、より戦略的要素が要求される。」

印象としては、全員が親指を立てて数を当てるあのゲームに似てるな、という感じでした。人狼とかブラフ系のゲームが好きな人は好きだと思います。
ちなみに私はブラフ系のゲームが苦手なんですが(だから人狼も積極的にやってみたいとは思わない…)、このゲームの魅力は内容もさることながら意匠が素晴らしいところ。フランス年間ゲーム大賞受賞したゲームだそうですが、分かります。ドクロや花のデザインが全て違うんですよ。これは感動ものです。

あ、ブラフ系のゲームは苦手と言いましたが、イコール嫌いってわけじゃないです。やっぱり自分の企みがヒットすると楽しいですしね。

さて、次にやったのが『Dixit(ディクシット)』。これもフランス年間ゲーム大賞(As d'Or)受賞したゲーム。そこからも想像出来る通り、デザインがすごくいい。というより、デザインが全てのゲーム。

ルールは以下の通り。
「各プレイヤーが6枚ずつの手札を持ち、1人ずつ交代で語り部となる。語り部は自分の手札1枚を選び、その絵柄から連想される言葉を言い、他のプレイヤーは自分の手札からその言葉にもっとも関係していると思うカード1枚を選ぶ。全員がカード1枚ずつを出したら、語り部がそれをシャッフルして並べ、語り部以外のプレイヤーは「語り部の選んだカード」と思ったカードに投票する。その投票結果によってポイントを獲得する。全員当たりまたは全員外れの場合、語り部はポイントをもらえないため、語り部はバレバレでも、的外れでもない、適度にあいまいな言葉を要求される。」

ちなみにポイント加算は以下の通り。
全員が当てた、もしくは全員がハズした場合
手番プレイヤー:0点
それ以外の全員:2点
上記以外の場合
手番プレイヤーと当てたプレイヤー:3点
それ以外のプレイヤー:0点
手番以外のプレイヤーで自分が出したカードへの投票があった場合
投票1つにつき1点

…これ、一番最後の「手番以外のプレイヤーで自分が出したカードへの投票があった場合」ってやつ、「全員がハズした場合」も適用されるんですかね?

単純だし、非常にイマジネーションを刺激されるゲームです。「なるほど、このカードをこう読むか!」ってビックリしたり、「このカードの言葉、何にしよう…擬音語とか面白そうだな〜」とか考えるのが超楽しい。
兎のコンポーネントが可愛いのポイントです。
ちなみに、「Dixit」とは、ラテン語で「(彼が)言う」の意味で、フランスでは根拠なき主張を揶揄するときに使う言葉だそうです。

まだ続きます。

by choyushi | 2016-03-14 15:22 | TRPG


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