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ボードゲーム体験記その3
体験記つづき。

次にやったのが『ラブレター』という日本のゲーム。
「お姫様にラブレターを届ける」という設定なんですが、ゲームの内容はあまりそこに直結してないかな。
プレイヤーは手持ちのカードを1枚持っており、手番になると山札から1枚引きます。どちらかのカードの効果を使い、ゲームを進めていきます。手持ちのカードが0になれば負けで、山札がなくなった時点で生き残ってるプレイヤーの持ってるカードの合計数が高い人が勝ち。

これはその場で10回くらいやりました。10分くらいで終わるのと、運の要素が多分に含まれるゲームであること、なにより1週目でバーストしてしまう(!)という大胆なルールのために、ついつい「もう一回やろう!」となってしまうんです。
カードの引きが悪いとそれだけでバーストしてしまいますが、逆に手持ちのカードが少なく出来る事が限られているので、初心者でもやりやすいのも特徴のひとつ。
相手のカードを推測して当てたりという駆け引きの要素もあるので、頭も使います。
何度もやってると、「あれ、あのカードもう出たかな。前のゲームの時のだっけ?」と混乱していくのも、拡張カードを入れると難易度が高くなるのもミソです。
脱落系のゲームは、早めに脱落した人が暇になる嫌いがありますが、このゲームは展開が早いため退屈になる事はありません。その辺も○。

『ヴィラ・パレッティ』というバランスゲームもやりました。
「柱を買うお金が無ければ、いらない柱を使えばいいじゃない」というコンセプトで建物を建てていくというすごいゲーム。
各プレイヤーは自分の色の柱を抜いて、最上階に置き直します。これを繰り返して、最も多くの点数を獲得したプレイヤーが勝ちとなります。もちろん、崩してしまったら負けとなってしまいます。
最後まで組み立てると、高さは80cmほどになります。物理的にダイナミックなので、大人がやっても遜色ない。でもいい大人が一生懸命柱を抜いたり建てたりする様は(自分でやってても)おかしい。
重心を考えたり、人の柱を支柱にして抜けないように自分の柱を建ててみたりと、わりと頭も使います。
最終的には点数で勝敗が決まりますが、これはおまけみたいなもんですね。最後まで建てられたらそれだけでみんな満足。テーブルを囲んでうんうん頭をひねってる合間にこういうゲームを挟むと、リフレッシュになりますね。

最初にいたお二人は残念ながら終電のために退散。
「もうちょっと居れる」という、後から来たお客さんと一緒に、閉店まで簡単なゲームをすることに。

その名も『ドメモ』。「人の持ってる物を当てる」というのは割とよくありますが、これは「自分の持ってる駒の数字を当てる」というちょっと変わった推理ゲームです。
「1」が1枚、「2」が2枚、「3」が3枚、「4」が4枚 「5」が5枚、「6」が6枚、「7」が7枚の計28枚のタイルがあり、プレイヤーは7つの手札を「自分には見えないように」配置します。他プレイヤーには自分の手札が見えています。
そして、自分の手札にあるであろう数を言い、当たっていたら(他プレイヤーに引いてもらって)その手札を場に出します。
手札が0になった人が勝ち。

最初にやった時、マスターとお客さんの手札に「1」が1枚、「2」が2枚、「3」が3枚、「4」が4枚あったので、自動的に「私は5〜7しか持ってないな」というのが分かったので比較的簡単に勝てました。

2回目をする時にマスターが言いました。
「基本的には、こうやって自分の手札を当てていくゲームです。でも、これの本領はまだ発揮されていません」
そして2回目…先ほどと同じように、数を当てていきます。
今度はいい感じに駒がばらけており、私も苦戦します。そして、マスターの手番の時「2」と言いました。マスターの手札に「2」はありません。「2」はお客さんが持ってる。ということは、残りの「2」は使っていない山札の中にあるのか=私は持ってないのか…と思ってしまいます。
ところが、これがブラフ。
実はマスター、場に「2」が全て出ているのを見越して、「わざと相手を惑わすような発言をした」のです。
自分の手番を捨ててまで、他人の予想を混乱させる…これもまた、『ドメモ』を面白くさせる戦略なのです。
もっとも、私はマスターが「2」と言ったのを忘れて、あっさり「2」を当ててしまうんですが…(^^;)
残りわずかになってくると、場に捨てた手札や自分の発言から絞れてくるので、あんまりやきもきする事もありません。最後は神経衰弱に近いかな。

これにてこの日のゲームはお開きになりました。
みんな親切な方ばかりで、本当に楽しい時間を過ごしました。
帰りのエレベーターで、お客さんとちょっと会話をしました。曰く、「友達を連れて行くために、ボードゲームが出来るお店を探していた」のだそう。ダイスに来る前に2件ほど回っていたそうです。
「ボードゲームする所って限られてますからね。イエローサブマリンとかでもブースがあるけど、なかなかあの輪の中に入れないんですよ…」というと、「そうなんですよね!」と同意していただきました。やっぱり、男の人でもそうなんですね(まぁ当たり前っちゃ当たり前ですが…)
その点、BARだと「最悪、飲んで帰るだけでもいいか」と割り切れられるので、すごく良い環境だと思います。問題は、お酒飲みながら集中してゲームをすると頭が痛くなるというところでしょうか(普段いかに脳みそを使ってないかってことですね)。


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by choyushi | 2016-03-14 15:25 | TRPG | Comments(0)
ボードゲーム体験記その2
ボードゲームBAR ダイスさんでのゲーム体験の続きです。
カタンが終わった辺りで、新たにお客さんが来ました。この方もご新規さんで、私と同じくゲームマーケットのチラシを見て来たのだとか。

次にやったのは『髑髏と薔薇』というゲーム。なんですが…私、このルールをいまいち理解出来ませんでした。ちゃんと説明聞いてなかったからなー。

ルールは以下の通り。
「各プレイヤーは、自分の手番に自分の手札から「ドクロ」または「バラ」のカード1枚を裏向きに出し、全体で「バラ」の花の数がいくつあるかを予想する。予想は競り上げ式で、順番の追加1枚を裏向きに出して数を宣言するか、パスをしていく。最も多い予想をしたプレイヤーから順にカードをめくっていき、「ドクロ」のカードをめくらずに予想した数のバラをめくることができれば成功。ゲーム中2回成功すれば勝利だが、「ドクロ」をめくった場合は手札を1枚失う。このゲームでは手札から意図的にカードを選ぶため、他のブラフゲームよりも、より戦略的要素が要求される。」

印象としては、全員が親指を立てて数を当てるあのゲームに似てるな、という感じでした。人狼とかブラフ系のゲームが好きな人は好きだと思います。
ちなみに私はブラフ系のゲームが苦手なんですが(だから人狼も積極的にやってみたいとは思わない…)、このゲームの魅力は内容もさることながら意匠が素晴らしいところ。フランス年間ゲーム大賞受賞したゲームだそうですが、分かります。ドクロや花のデザインが全て違うんですよ。これは感動ものです。

あ、ブラフ系のゲームは苦手と言いましたが、イコール嫌いってわけじゃないです。やっぱり自分の企みがヒットすると楽しいですしね。

さて、次にやったのが『Dixit(ディクシット)』。これもフランス年間ゲーム大賞(As d'Or)受賞したゲーム。そこからも想像出来る通り、デザインがすごくいい。というより、デザインが全てのゲーム。

ルールは以下の通り。
「各プレイヤーが6枚ずつの手札を持ち、1人ずつ交代で語り部となる。語り部は自分の手札1枚を選び、その絵柄から連想される言葉を言い、他のプレイヤーは自分の手札からその言葉にもっとも関係していると思うカード1枚を選ぶ。全員がカード1枚ずつを出したら、語り部がそれをシャッフルして並べ、語り部以外のプレイヤーは「語り部の選んだカード」と思ったカードに投票する。その投票結果によってポイントを獲得する。全員当たりまたは全員外れの場合、語り部はポイントをもらえないため、語り部はバレバレでも、的外れでもない、適度にあいまいな言葉を要求される。」

ちなみにポイント加算は以下の通り。
全員が当てた、もしくは全員がハズした場合
手番プレイヤー:0点
それ以外の全員:2点
上記以外の場合
手番プレイヤーと当てたプレイヤー:3点
それ以外のプレイヤー:0点
手番以外のプレイヤーで自分が出したカードへの投票があった場合
投票1つにつき1点

…これ、一番最後の「手番以外のプレイヤーで自分が出したカードへの投票があった場合」ってやつ、「全員がハズした場合」も適用されるんですかね?

単純だし、非常にイマジネーションを刺激されるゲームです。「なるほど、このカードをこう読むか!」ってビックリしたり、「このカードの言葉、何にしよう…擬音語とか面白そうだな〜」とか考えるのが超楽しい。
兎のコンポーネントが可愛いのポイントです。
ちなみに、「Dixit」とは、ラテン語で「(彼が)言う」の意味で、フランスでは根拠なき主張を揶揄するときに使う言葉だそうです。

まだ続きます。

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by choyushi | 2016-03-14 15:22 | TRPG | Comments(0)
『カタンの開拓者たち』をやってみたよ
先日神戸で開催されたゲームマーケットにて、「大阪でボードゲームが出来るBAR」があるという情報を得たので、行ってみました。
BARの名前は『Dice』。心斎橋のど真ん中、少し長堀寄りにあります。

私が入った時、お客さんが二人にマスターが一人、『カタンの開拓者たち』をプレイしてました。このお客さんはご新規さんで、片方がゲーム経験者、片方が未経験者でした。
マスターが店のシステムを説明して、お酒を出してくれたんですが、「よかったらプレイしてみますか?」と言ってもらったんで、マスターの駒を継続してみることに。
結果…勝ちました! もちろん、マスターが横であれこれと指示を出してくれたり、説明してくれたおかげですが。

有名な古典ゲームなだけに、逆に「難しそう…」と萎縮していたカタンですが、やる事をひとつひとつ理解していけば私のような理解の遅い人間でもなんとか形になりました。

プレイヤーは土地の開拓者となり、街を広げていきます。使う駒は3種類で、道は0点、開拓地は1点、街は2点。最終的に合計が10点になるのを目指します。
道が二つないと開拓地は開けず、開拓地がないと街にはなれません。なので、まずは地道に道をつくります。開拓地や街を造ると、その場にある資源が貰えます。資源を集めて、開拓地を開くのです。

しかし資源は無条件で貰えるわけではありません。サイコロを振り、隣接する資源の数字が出た人だけ貰う事が出来ます。
例えば私がサイコロを振っても、出た数字に自分の駒がなければ資源は貰えません。なので、どこに駒を置くかが重要になってきます。

ない資源は他の人と交渉して交換する事も出来ます。「交渉」というと難しそうですが、単純に「○○が欲しいから、誰か譲ってください、○○か○○なら交換可能です」って感じでお願いしたら、(相手が持っていたら)割とすんなり交渉出来ます。もちろん、最後の方になってきたら(特にトップの人は)交換してもらいにくくなりますけどね。

よく出来てるなーと思ったのが、街の駒は4つしかないところです。つまり、道→開拓地→街と順調に点数をのばしても、最後は必ず開拓地を二つ作らなくてはいけないところです。私も最後これに陥りましたが、「ちまちま道を増やすのは面倒くせえ!」ということで、発展カードという、イベントを巻き起こすカードに望みをかけました。この発展カード、上手くいけば一気に2点手に入れたりできます。私の場合、「道を二つ増やす」が出来たので、資源を使う事なく一足飛びに開拓地を増やす事が出来、結果勝利する事が出来ました。

もうひとつトリッキーな存在として、「盗賊」というのがあります。これは盤上に必ずいる存在で、盗賊のいるマスの資源は採る事が出来ません。サイコロを振って7が出れば盗賊が移動します。このお邪魔虫を強制的に他所に行かせるために、「騎士」というカードを使用したりします。

他にも細々したルールはありますが、基本はこんなところです。「細々したルール」をお店のマスターが指示したりジャッジしてくれるおかげで、停滞したり揉めたりしなくて済むのが良いですね。

歴史と人気のあるゲームなだけに、『カタンの開拓者たち』で検索すると、すごい情報量のルールや戦略を紹介してくれるサイトがたくさん出てきます。それだけ深いゲームなのでしょうが、初心者のために「大まかな流れはこうだ、最低限これだけは覚えとけ!」みたいなページがあってもいいなと思いました。今回の記事はその意味も込めて書きましたが…やはりプレイしてみるのが一番ですけどね。

ただ、そういったページによく書かれているように「運と戦略のバランスがいい」というのはまさしくその通りだと思います。毎回マップが変わったり、サイコロの出目に資源が左右されたりするので、今回の私のようにビギナーズラックが起こる可能性は多分にあります。シュミレーションゲームでありながら、初心者とベテランが互角に渡り合えるというのはすごい事だと思います。

あ、ただひとつだけちょっとややこしいのが「新しく建てる開拓地は、前の開拓地から道2本以上離れるようにする」というルールです。三方に道が延びるため、見落としたりする可能性があります。慣れるまでは注意しておいた方が良いと思います。

もう少し詳しい説明は、レビュー系のサイトを見た方が分かりやすいと思います。

カタンだけで長くなってしまったので、他のゲームは別の記事にて。

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by choyushi | 2016-03-14 11:57 | GAME! | Comments(0)