街コロの魅力とは
『街コロ』の面白さがわからない。
もちろん、『街コロ』がつまらないなどと言うつもりはない。世間では一定の評価を得ている作品だ、ゲーム的な欠陥はないのだろうし、ファンも多い。これは単純に「私には合わない」というだけの話だ。
だったらそれで済ませれば良いのだが、私はこうしたとき「何が合わないのか」「人はどこにこのゲームの魅力を感じているのか」が非常に気になる性格だ(もっとも、ボドゲの楽しみって「楽しみ方を探る」ってところもある、よね…?)。
それが知りたくて、スマホアプリ『街コロマップ!』もプレイしたほどだ。でも分からなかった。

『街コロ』が商介されるとき、決まって、と言っていいくらい付けられる形容詞が「初心者向け」だ。
しかし私はボードゲームバーダイスさんでプレイしたとき、ルールも戦略もピンとこなかった。
ボードゲームやカードゲームにあまり詳しくない旦那は面白かったと言っていたので、「初心者向け」というのは間違いないのだろう。
しかし、たとえばカルカソンヌやカタンに感じたような「なるほど」感はなかった。

と思っていたら、gioco del mondoさんのサイトに「人生ゲームのよう」という感想を見てようやく得心した。

そうか。
確かに『街コロマップ!』をしていても思ったことだ。ルールや戦略がよくわかってない内にも関わらず、勝てることがあった。カードの引きや、サイコロの運だけで進むゲーム。完璧に双六だ。
『人生ゲーム』は言うまでもなく大人気ゲームだし、私の友人にも大ファンがいる。でも私は『人生ゲーム』にはあまり興味を持たなかった。何故? 双六だからじゃない。完全に運ゲーだからでもない。

なるほど、NFM(ノットフォーミー)とはこういうときに使う言葉なのだなと心から理解した。

戦略やジレンマを考えることなく、ただわいわいと賑やかに。
そして、カードやサイコロといったコンポーネントを「直に手で扱う」ことに意味や楽しさがある。
それが『街コロ』の魅力なのかもしれない。

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by choyushi | 2016-09-07 12:00 | GAME! | Comments(0)


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