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私はいかにしてTRPGから遠のいたのか
Twitterのツイートランキングで二つもTRPG関連のツイートが上がっていてビックリ。
そしてそれに寄せられたコメントに「やりたいけど出来ない」って人がたくさんいてビック…りはしないな。
やっぱりな、という感じ。

TRPGの敷居は高い。
まず、人が集まらない。(この問題はチャットなんかのツールでクリア出来そうだけど)
そして、集まった所で好きなルールで出来るとも限らない。
さらに、即興劇的な側面があるので気の合う人とやらないと…やらないとっていうか、その前に輪に入れない。

特に私は2番目の理由でTRPGから遠のきました……

昔からの友人とその友達の某ゲームを元にしたTRPGのセッションに参加させてもらったんだけど、
元ネタを知らないと楽しめない……
友人は「元ネタ知らなくても楽しめるよ!」と言っていたけど、
え、じゃあこの楽しくない感じって、ゲームそのものが楽しくないってこと?
それ、もっと怖いんですけど…

その友人が出産したりして疎遠になってからゲームもしなくなり、
しばらくはゲーム熱も冷めてたんだけど、ケイオスドラゴンが楽しそうだったり
D&Dが復刻されたり、今度はT&Tも出るっていうんでまたTRPG熱が再発してきました。

で、先日、旦那の行きつけのイエローサブマリンについていったんだけど…
(ちなみに旦那の目的はゲームではなくフィギュア)
敷居が高い理由その3ね。雰囲気ね。

イエサブの中にはゲームコーナーがあって、
その日もカードゲームでわいわいやってる人たちがいたんですけど…
あの中に入っていける気がしない。

私も一人でバーに行ったりする人間なんで、お一人様が苦手とか
人見知りするとかじゃないんです(まぁ人見知りはするけど、常識の範囲で会話は出来る)。
怖い人たちだとか思ってるわけでもないんです。
初心者にも丁寧に教えてくれると思います。

でも…何と言ったらいいか難しいのですが、
あえて言うなら
「TRPGはルールさえ覚えれば楽しめるというゲームではない」
ということだと思うんです。

昔、こんなことがありました。
学校の友人に頼み込んで初めてテーブルトークをした時、
友人が開口一番こう言いました。
「じゃあ、とりあえず王様の所に行くよ!」

……彼は悪くない。
当時、ファンタジーゲームと言えばドラゴンクエストのご時世。
主人公は王様に呼ばれて冒険の旅に出かけるのは至極当然のことでした。

「……いやぁ、王様にはちょっと…謁見出来ないんじゃないかな…」
そういった後の彼のテンションの下がりようは今でも忘れません。
温度差。
この温度差が怖い。

共通の知識、共通のイメージ。
それはもちろんGMPL共々ルールブックを読み込んで共用しておくべきことなのでしょう。
でも当時興味のないゲームをしてもらう立場の私に
ぶあっついルールブックを手渡して「読んで♪」なんて言えなかった……

思えば、私が某ゲームを元にしたTRPGを楽しめなかったのも
元ネタを知ってる人との温度差のせいだったのかもしれません。

だから……知らない人たちの輪に入っていくのが怖い。


ちなみに……
私が今一番やりたいゲームはローズ・トゥ・ロードだ。
敷居が高いにもほどがある……


とりあえずTablkの会員登録はした。

by choyushi | 2016-02-24 17:29 | GAME!


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