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指導するのだ
今週からこちらの営業所に新人が派遣されて来た。
まだmacも扱った事もないという。この人にこの先、営業と、簡単な製作を教え込まねばならない。
あああ。いやだいやだいやだ。
指導なんて私はするたまじゃない。おまけに、彼は製作の人間じゃなく、「兼営業」なのだ。製作を専門にやるなら全身全霊教える事ができるが、「簡単な作業ができるくらいまで」教えるのは非常に難しい。
私は正直言って、“教える”のは嫌いじゃない。だけど“指導する”のは容易じゃない。
ただ自分の仕事の手伝いとして教えるだけなら、手取り足取り段取りまで考えて「やれ」というだけで事済むが、この先社員としても社会人としても一人前にするためには、きつい事も言わなくてはいけないし、相手に考えさせて解るま耐える忍耐力も必要になる。
私には……出来ない!! でもやらねばならない。それだけの理由は私にはある。
なぜなら、それはまさに私が社長や常務にやってもらった事だから……
全く、こんな社会人としても大人としても中途半端で自尊心だけは人一倍強い人間を、よく見捨てずに育て上げてくれたものだ。うちの会社の人たちには、感謝してもしたりない程の恩がある。
この間のRの事でもそうだが、うちの会社はかなり「突き放した」方法で部下を使う。だが、音をあげない限り見捨てる事はない。Sも一度うちの会社を辞めたが、辞めろと言われたわけではない(あのまま居続けてもいずれは言われてた気がするが(^^;))。おまけに、次の会社でやっていけなかったSをもう一度採用したりしている。確かに会社としても、全く仕事も性格も知らない新人を起用するより、2年一緒に仕事したSを採用した方が早かったかもしれないが、それにしてもこの採用には「優しいなぁ」と思ったものだ。
話が逸れた。
私はこの「突き放した指導」がいいかどうかは解らない。時間がかかるし、あくまで少人数の会社でのやり方だろう。しかし、私自身そういう指導の仕方しかされていないから、どうしても同じような指導の仕方をしてしまう。
わかるのだ。新人を叱っている時の口調が、社長そっくりになってる事が(笑)。
うちの会社は私が入ってからも6人程新人が入っているが、ことごとく辞めている。続いているのはSとRくらいのものだ。教え方がまずいのかもしれない。だけど、相手に根性がないとも言える。
こんな指導の仕方をしていたら、いずれこの子も辞めるかもしれない。しかし、仕方がないじゃない。他にやり方を知らないんだから。この子に根性がある事を祈るばかりだ。


そうそう、登場人物のカテゴリに追加しておかないとね……
by choyushi | 2005-05-26 19:11 | 広告業とmacの話


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