ワタクシと藤岡様の思ひ出
『負け犬のブルース』さんこの記事を読んで思い出した思い出を一つ。

藤岡弘、と言えば、言わずと知れた仮面ライダー1号。そして現代の侍として海外でも名を知られてたミスターサムライであります。なにせ、自身の公式HPのアドレスが“サムライ-ヒロシ”だもんなぁ。うーん、すごいなぁ、この人。いや実際、「民間ボランティア団体、GRSの理事も務め、国内外問わず、世界各地の紛争地帯や被災地で、メンバーと共に救済活動を行っている」のは本当にすごいです。また、武道家としても名高い藤岡、氏。「空手初段、居合道初段、柔道三段、抜刀道四段、小刀護身道四段、刀道七段(教士)」だそうです。
さて、この藤岡弘、氏の姿を初めて拝見したのは、5年程前の事だったと思います。大阪の中でも「田舎」と呼ぶに相応しい我が町に藤岡氏がいらっしゃったのは、市の主催する「武芸に携わるクラブや教室に所属する学生達が、演目を披露する」というイベントのゲストとして、でした。
催しの内容を見ても分かるように、私には何の関係もないイベントです。来ているのは当然、子供達とその親ばかり。見学は自由で、参加費も無料でしたが、関係者以外で見に来ている人はほとんどいないような感じでした。平日でしたし。
イベントは、子供達の演武が延々と展開されるという内容でした。武芸に興味があっても、いろんな武芸の演武を続けてみるという機会はなかなかありませんから。空手や合気道の型は見ていて飽きないものです。
さて。一通り演目が終わり、司会者がゲストを紹介しました。
と、その前に、この司会の方を紹介しておかねばなりますまい。遠目でさすがに名前も覚えておりませんが、面白いんだか面白くないんだかわからない表情で淡々と演目を紹介するこの司会者、その姿はまるで一昔前のNHKのニュースキャスターの様でした。良くいえば堅実、悪くいえば朴念仁、そんな感じの司会者に紹介されて藤岡氏は登場しました。
今回は独演会ではないので、そんなに長い話もされず、子供達の演武を褒め、「これからも心身を鍛えて精進して欲しい」というような内容で話は終わったと記憶します。
話が終わり、壇上から姿を消していた司会者が再び姿を現し、「では最後に……」と締めくくり始めました。私は「ああ、もう終わりか〜……まぁ、本物の藤岡さんを初めて見れたんだからいいか。お兄ちゃん達への話のネタができたな」と思ったその時、
「では最後に、個人的なお願いで恐縮なんですですが、ライダー変身の「とうっ!」をやっていただけませんでしょうか?」
……!!!?
ワタクシΣ(・ω・ノ)ノ!ビックリ
お母さま方(゜Д゜)?ポカーン
藤岡氏は「こういうイベントでそういう事言われたの初めてですよ」と苦笑しつつ、それでもマイクを足下に置いて「変…身! とうっ!」をやってくれました。スーツ姿のままで。
私は藤岡氏と、もちろんナイスなお願いをした司会者のおじさん(お兄さん?)に惜しみない拍手を送りました。ああ、司会者の人、マトモな人かと思ったら、結構変な人だったんですね(笑)。いやいや、そういう言い方は良くない。やっぱり仮面ライダーはかつての少年たちにとって、永遠のヒーローなのだなぁ、と思ったのでした。
それにしても、ライダーとは全然関係ないイベントでライダー変身を見れたというのは、ある意味貴重な体験かも知れません。
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by choyushi | 2005-04-04 13:22 | 特撮とぬいぐるみ | Comments(2)
Commented by 一番星 at 2005-04-05 01:43 x
こんばんは!TBありがとうございました~!

ん~いいお話ですなあ(笑)
藤岡氏の、照れながらも変身してくれるあたりもステキ。
思わずモノマネしながら読んでしまいました…。

でも完全に「武道家」になっちゃってますねえ。
ホント、ヒーローを超越しちゃってますよ!

Commented by choyushi at 2005-04-05 16:01
>一番星様
照れた藤岡様はステキでした。
思わずモノマネしてしまう一番星さんもステキです(笑)。
高い所に昇ると決まって「とう!」とポーズを決めながら着地したがる人間を私は知っていますが……(え!? 常識!?)

藤岡さんは存在そのものがヒーローですね。
「職業:ヒーロー」を語れるのはこの人と宮内洋さんくらいでしょう(笑)。


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